ハチクロ

ハチミツとクローバー2

・まとめ 一期のギャグの多い軽いノリが好きだっただけに、二期の鬱々とした展開はちょっと辛かったですよ。でも終わってみればさわやかな印象で、鬱々とした展開も登場人物たちが悩み自分の進むべき道を見つける過程を見せるためには必要だったんだろうと思…

ハチミツとクローバー2 chapter.12

いい最終回でしたよ。終わる恋もあればはじまる恋もあって、それぞれが自分の道を進んでいくといった感じで、青春モノらしい甘酸っぱい終わり方で。特に最後にはぐの作ったサンドイッチを食べながら竹本が涙を流すところは、タイトルに込められた意味が明ら…

ハチミツとクローバー2 chapter.11

はぐが花本先生を選ぶ理由を、箱の心象風景や子供時代の回想とそこにかぶせるモノローグで見せるのが、押し付けがましくなくて見ている側も自然に共感できる丁寧な描写。竹本と森田は辛い役回りだったけれど、現実的であると同時に未来に開けた選択で良かっ…

ハチミツとクローバー2 chapter.10

物語の焦点は、はぐが人生の伴侶に誰を選ぶかという点に絞られてきた感じ。はじまったころのキャンパス恋愛模様みたいなところから、ずいぶんと遠くまで来たもんだなぁ、などと思いながらも恋愛からその延長上にある人生を共に生きるみたいなところを突き詰…

ハチミツとクローバー2 chapter.9

はぐの看病をする花本先生がすごいなと。あの状況にあって、ひたすら冷静にはぐを見守り、ストレスで自分を傷つける彼女のために右手を差し出すところが。はぐのために尽くす様子を、花本先生自身の言葉で語らせずに、竹本の視点からの描写を淡々と重ねてい…

ハチミツとクローバー2 chapter.8

森田兄弟の復讐の顛末とはぐのケガと、前回から引き続いて重い展開。 十数年かけて成し遂げた復讐で得たものが、父の言葉を守れなかった罪悪感だけというのが、なんともやりきれない結末。表向きは父の会社を買収した相手へのものだったけれど、意識の隠され…

ハチミツとクローバー2 chapter.7

森田兄弟の過去編。 父親のパートナーだった根岸が暗黒面に落ちる過程や森田兄が復讐に囚われる心理を、モノローグで淡々と見せる構成。野球や模型の飛行機といったエピソードや、分かれ道や追いかけて来る店員が不定形な何かに変化してまとわりつく、といっ…

ハチミツとクローバー2 chapter.6

森田が金に汚い理由が明らかに。今までほとんどなかった(もしかするとはじめてかな)はぐのモノローグも入ったりして、シリーズ終盤に向けて話が大きく動きそうな雰囲気。「海に行かなかった」というセリフも物語の終わりを予感させます。 竹本が去年と似たよ…

ハチミツとクローバー2 chapter.5

健康ランドでストレス発散というのがオヤジ臭くて笑ってしまいましたよ。すっごく気持ち良さそうで、自分も行きたくなっちゃったけど。 真山が竹本にクサいセリフを吐くところや、逃げ出した山田に野宮が追いつくとこといった、重要な場面がどちらも橋の上だ…

ハチミツとクローバーII chapter.4

自分をさらけ出して理花を引きとめようとする真山がカッコ悪くもカッコよかったですよ。ストーキングまがいの行為も普通なら引いちゃうところなんだろうけど、そこまでやってやっと通じる気持ちみたいな感じで説得力がありました。真山がすぐにいつもの調子…

ハチミツとクローバーII chapter.3

野宮が山田さんにアタックする話。相手を傷つける云々のあたりに野宮の恋愛観が現れていて、そんな彼を往復18時間の長旅に駆り立てる山田はやっぱり魅力的な女性なんだなと。叶わぬ恋を振り切って早く幸せになって欲しいところ。太もも丸出しは無防備すぎて…

ハチミツとクローバーII chapter.2

しゃっくりの止め方で話をまとめる構成。水を飲むといった日常的な仕草の作画が丁寧で感心。スピッツみたいなアニメとは縁遠そうな歌が入るんだけど、それがハマっているのもあいかわらずといったところ。 話の方ははぐと竹本の関係が変化していたり、真山と…

ハチミツとクローバーII chapter.1

前シリーズの総集編。半年以上間が空いたんで、おさらいをする必要があるのは分かるんだけど、新シリーズにそなえて全話見直した自分の立場は・・・。まあ、やっぱり面白かったから別にいいんですが。 中身的には二つの三角関係とその中心人物を見せる構成。堤…