ラブゲッCHU〜ミラクル声優白書〜 番外編「偽きよかを探せ!」「管理人・留奈さんの秘密」

どっちの話も桃子達が勝手に妄想をエスカレートさせて大騒ぎして、最後に誤解だったことが分かるんだけれど、実は・・・という展開で、いくら番外編でも同じパターンを繰り返すのは、さすがにどうかと。話自体はバカバカしくて嫌いじゃないんだけれど。
作画が微妙で、けっこうきわどいアングルがあったのに、あまりお得な気がしなかったのが残念。メイドの中に金田朋子が混じっていて、ひとりだけ声質が違うのが可笑しかったり、いいキャラなのにあまり見せ場のなかった管理人さんメインの話が見れたのは良かったですよ。
 
・まとめ
声優を目指したり恋に悩んだりオーディションで無人島に連れて行かれたりと、とにかくバラエティに富んだ展開。三角関係のあたりはちょっと湿っぽくなったけれどシリーズを通しては、常に前向きな桃子というキャラクターのおかげで、軽く楽しむことが出来ました。ハマったり長く記憶に残ったりする作品じゃないけど、こういう後を引かないアニメも、息抜きのためには必要だなぁと思いましたよ。
全体的に作画のバラツキが大きくて、14話のコッテリした水着や23話の演技対決の動きとか、瞬間的にいい時もあったけれど、低調な時が多くてこの手のアニメで女の子が可愛く描けてないのはやっぱり厳しいなと。
あと、前にも書いたんだけれど、翼役の坂本梓馬の歌唱力が素晴らしくて、その発見がこの作品の最大の収穫。彼女のこれからの活躍に期待したいところ。