Kanon 第11話「光と影の間奏曲」

日常に戻り引っ込んでいたキャラクターたちも帰ってきて再びフラグ回収にいそしむ祐一といったところで、ギャグが多めの力の抜けた感じの話。基本的には会話中心のコントなわけですが、夕食で祐一とあゆの変な踊りとか牛丼を頬張りながら剣を振るう舞といった、アニメならではの遊びも入っていて楽しく見れました。
前回盛り上がっただけに真琴の存在がきれいサッパリ忘れ去られていたらどうしようと、ちょっと心配してたんだけれど、冒頭の部屋の描写やあゆの何気ない一言で、彼女がいなくなったその後が描かれていて安心。夜中の校舎にいる理由を話そうとしない舞に対して「信じてもらえないかもしれない」と言いながら祐一が真琴のことを話すあたりも、不可思議な体験を通して二人が繋がるという感じがして、ここら辺は確かゲームにはなかったと思うので、アニメ向けにアレンジして上手く話をつなげているなぁと感心しましたよ。