おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜 第39話「声がとどいたらイイナ!」

クリスマス話。琴を助けるために母親がサンタにお願いをするのが、去年とは逆の展開になっていて、お互いに家族を思いあう夢の一家みたいないい話になっておりました。
夢に対する父親と奏の淡白さと、それを信じる歌との温度差が印象的。「スキー場でもサンタは来る」というのは、マイメロらしからぬナイスフォローでさすがにクリスマスともなるとキャラが変わるのかとか。マイメロ光線の適当な感じとそれを信じちゃうクロミがおかしく、歌とクロミが直接ドツキあうというのも珍しい展開でした。
表だっては描かれていませんでしたが、母親に会いたいという琴の願いは叶わなかったわけで、死んだ人間と会うという奇蹟を何度も繰り返すような安易なことをせずに、それでも家族の絆みたいなのを見せる展開には感心させられました。ピンク音符が雪に変わるというアイデアも良かったですよ。