ひだまりスケッチ 第7話「嵐ノ乾燥剤」

体育祭の前日であり、台風が来て宮子の部屋が危険な状態になる話。
梅雨の話の時に触れられていた湿気が多いと爆発するというヒロの頭がすごいことなっていたり、話題としてだけ存在していた大家さんが登場したりと以前の話の何気ない伏線がキチンと生かされているのが楽しかったですよ。栗と一緒に届いた手紙を読んだ時の沙英の意味ありげなつぶやきが、時系列的に後の話とどう繋がるのかも気になったりして、シャッフル展開ならでの伏線の扱いが興味深いところ。
話的には体育祭と台風というモチーフが上手く噛み合ってなかった印象。演出的にもどう見てもウニな物体を栗として通しちゃうのがインパクトがあったくらいで全体的に薄味な感じだったけれど、あまり懲りすぎない箸休め的な話もこれはこれでいいんじゃないかなぁと思いました。