大江戸ロケット 第1話「大江戸に咲く紅い花火」

天保の改革で贅沢を禁じられた時代を舞台に、不満を募らせる庶民と怪物同士のバトルを交互に見せたりして、何をやろうとしているんだこの話はと思っていたら、ラストで二つの線が結びついて作品のタイトルの意味が分かるのが巧い構成で感心させられましたよ。
三頭身のギャグキャラと普通の頭身のキャラクターが一緒に画面に映っているのが面白くて、それを違和感なく見せるのは実は凄いような気も。同心たちがカラクリ屋敷にガサ入れに入る場面が凝ったレイアウトになっていて、江戸の町を描く背景も見ごたえのあるものでした。「ギャグキャラで良かった」という自己言及的な発言はちょっと驚き。