らき☆すた 第5話「名射手」

OPの監督名が山本寛から武本康弘に変更され、他にもネタや仕掛けを匂わすところはなく普通に監督が交代した模様。
内容的には、あいかわらずのオタ成分多めのあるあるネタといったところですが、前回までのハルヒクレしんといった露骨なパロディが影を潜めていたように思いましたよ。代わりかどうかは分からないけれど、こなたによるネトゲジャーゴンを多用したセリフが投入されて、分かる人間にとってはそれは通じないだろう的な、分からない人間にとっては他のキャラクター達の反応を通して彼女の空気の読めないオタクぶりに、呆れながらも親近感を感じられるような作りになっておりました。らっきー☆ちゃんねるで今回のネタについて賛否両論だろうと言わせたり、台本での名前の表記ミスに怒ってみせたりと、作品と視聴者の中間的な位置にあることを、より明確にしていたのが印象的。
あとは場面の不自然に思える跳躍がなくなり、引っかかりなく繋がるようになったことくらいで、マッタリとした雰囲気は変わらずといったところ。