電脳コイル 第1話「メガネの子供たち」

よく動く作画は前評判どおり。街の中を走り回る子供たちの姿が丁寧に描かれていて、それを眺めるだけでも楽しかったりしましたよ。
設定的には、仮想空間を作る技術が進歩した近未来といったところですが、ありがちな現実とは別のところに仮想空間が存在するみたいな感じではなくて、現実の世界と重なって存在しているのが興味深く、子供たちから見た世界のありようをメガネを通して見える電脳空間という形で表現しているのかなぁと思いました。
話の方は一話ということで、とりあえず人物の顔見せと舞台の紹介だけで終わっちゃっただけのような気もしますが、電脳世界の設定が面白ろそうなのでこれからの展開に期待。