地球へ… 第7話「反逆のシロエ」

無感情なキースと敵愾心をむき出しにするシロエとの対立を通して、キースの人間性の目覚めみたいなのを描いていくんでしょうか。ジョミーの学生時代の友人や旅立つ前に救出しそこねた少年と絡むあたりに、この先の彼とジョミーとの繋がりを予感させるわけですが、彼のキャラクターを話数をかけて描く事が生かされるよう期待したいところ。
記憶を失う恐怖が反発の根底にある事を見せて、シロエを単なる生意気な少年としないあたりは脇の人物の造形をしっかり作る丁寧な話の進め方でした。