地球へ…

地球へ… 第14話「同じ記憶」

サブタイトルの割には、フィシスとキースの話が全然進まなかったりしてなんだか肩透かし。代わりというわけでもないんだろうけど、ミュウの子供であるトオニィがキースを襲ったりして、それが彼自身の意思ではなさそうなあたりが気になるんだけれども、なん…

地球へ… 第13話「星に潜むもの」

キースがアッサリつかまってしまってなんだか拍子抜け。初顔合わせのバトルが素手とナイフの取っ組み合いというのもどうにも地味だったりするわけですが、フィシスとの間にフラグが立つのは意外な流れで、二人が同じイメージと歌を記憶に持つのが、物語にお…

地球へ… 第12話「孤独なるミュウ」

前回子供が生まれたことで世代間の対立がなくなったかのように見えたんだけれど、なんか勝手な思いすごしだったみたいで、ミュウに定住しようとする若者たちと地球を目指そうとする年長者たちの対立が深まっているという。両者を治める立場にいるジョミーは…

地球へ… 第11話「ナスカの子」

新しい星での生活が軌道に乗りつつある一方で忍び寄る不安、ということなんだろうけれど、話の進め方がえらく駆け足だなぁと。 旧世代と新世代の対立が、出産という出来事で解消されるのは分かるんだけれど、精神感応で全部説明しちゃうのは都合が良すぎてな…

地球へ… 第10話「逃れの星」

話が再びミュウの側に。12年に及ぶ逃亡の果てにジョミーが出した結論が、子供を作ろうというのは拍子抜け。人工授精で子供が作られる世界であることは作中で語られているわけだけれど、自然に子供を作る事がタブーみたいな話はこれまでなかったので、発想の…

地球へ… 第9話「届かぬ思い」

シロエ退場。キースにやたらと絡んでいた時には単に鬱陶しいだけの人物にも思えましたが、その動機が明らかにされてからのあの最後は、重いものが残りましたよ。彼によって感情を知り、友情を抱いていたキースにとっても辛い展開なんだけれど、自分の意思で…

地球へ… 第8話「震える心」

今回もキースを中心に、自分と他人との違いから自我の芽生えみたいなものを見せながら彼の出生の秘密に迫るみたいな話。終盤にジョミーがミュウの長として登場するわけですが、いくら仲良くしたいからって精神攻撃まがいのメッセージを送ったらダメだろうな…

地球へ… 第7話「反逆のシロエ」

無感情なキースと敵愾心をむき出しにするシロエとの対立を通して、キースの人間性の目覚めみたいなのを描いていくんでしょうか。ジョミーの学生時代の友人や旅立つ前に救出しそこねた少年と絡むあたりに、この先の彼とジョミーとの繋がりを予感させるわけで…

地球へ… 第6話「ステーション E-1077」

新キャラのキースのために丸々話を費やして、ジョミーたちは出番すらないという構成。 事故を起こした宇宙船の救助に彼が向かうのは、ちょっと無茶だなぁと思ったりもしましたが、どうやらそのために仕組まれた出来事らしく、キーストいう人物に本人も知らな…

地球へ… 第5話「死の跳躍」

人間側の新兵器によって追い詰められ、逃げるように地球へと向かうというのは、ちょっとなし崩しな感じもするんだけれど、衛星兵器のビームを母艦が弾くあたりはなかなかの迫力。ビーム対ビームのぶつかり合いというまで見せてくれて、古典的な演出なんだけ…

地球へ… 第4話「宙からの帰還」

戦闘機の視点からジョミーを追いかける戦闘はなかなかカッコよかったけれど、宇宙に到達するまでがやたらと長く感じられて、ジョミーの力の凄さがイマイチ伝わってこなかったような気がしましたよ。帰ってきて敵を一掃するところも、絶体絶命のピンチみたい…

地球へ… 第3話「アタラクシア」

ジョミーが強い意志を持つ事が、ソルジャーブルーの後継者として選ばれた理由として挙げられ、その根拠が成人検査で記憶を消されなかったからということなんだけれど、今のところ与えられた現実から目をそむけている少年として描かれているのでイマイチ説得…

地球へ… 第2話「ミュウの船」

ミュウを名乗る存在と彼らの特殊な能力が明らかになる話。 主人公を連れて来るだけ連れて来てそのまま船内をうろつかせるだけだったり、ソルジャーブルーが彼を呼び寄せた理由を本人に伝えずに帰らせちゃったりと、ミュウたちがイマイチ何がやりたいのかよく…

地球へ… 第1話「目覚めの日」

タイトルは聞いた事があるけれど原作は未読で過去に製作された劇場版も未見。 成人の日に不適格者と判断された主人公が何者かに導かれて旅立つということで、物語の出だしとしては定番の作り。市民の生活や人生を徹底的に管理する社会という設定が一昔前のSF…