ハヤテのごとく！ 第11話「僕の命の価値はプライスレス」

ハヤテがナギの祖父に生きる意味を問いかけられる話。いきなりハヤテの人生を無意味と切って捨てるのが、傲慢な金持ちみたいな感じがするわけですが、そこに至るまでの会話から、ハヤテという人物を見定めた上で彼を成長させようとしている事が分かるようになっていて、祖父の老獪さを際立たせておりました。取ってつけたように刺客が襲って来るのはこの作品らしい投げやりさなんだけれど、ハヤテが年下の女の子に対する口調で守ると言い、ナギが敬語で応えるところは、執事と主という関係の裏に隠された二人の関係を象徴するいい場面でしたよ。ただ、祖父の狙いどおりに手のひらで踊らされているような気もして、この先謎のペンダントと合わせて彼の存在が物語りに大きな影響を及ぼしそうな予感が。
着替えを覗くところは、露出が少ないもののシチュエーションのおかげもあってドキドキ感のあるものでした。