電脳コイル 第14話「いきものの記録」

いつだったかの、姉に人生を吸い取られる発言が強烈な印象を残したフミエの弟視点による総集編・・・かと思ったら終わり際に、イリーガルの秘密を握っていそうな人物とハラケンが接触したり、作品のタイトルと関係する事件が仄めかされたりして、物語が新しい局面を迎えるという。総集編風味の部分は、放送休止で間が開いたからおさらいの意味があるのかなぁという気もするんだけれども、それは先週やったし、やっぱり製作状況が厳しいせいなのかなぁという気も。
フミエの弟による、いつもとは視点を変えた人物描写が面白く、特に姉の傍若無人さを見せられると確かにあの発言が出てくるよなぁと納得。今回の活躍でミゼットが、以前イサコが叔父の病室を訪れる場面で姿が映っていたのを思い出したり、同型のペットが登場して意味ありげに映像が途切れていたりと、今後の展開で重要な役割を担いそうな予感が。