Darker than BLACK -黒の契約者- 第21話「粛正の街は涙に濡れて…」前編

ゲートに干渉する方法を知る科学者を巡って各国の機関や契約者の組織が入り乱れるといったところで、終盤を迎えて設定面で大きく話が動きそうなエピソード。女刑事を中心に話が進むわけだけれども、精力的に動いている割には、何を動機としているのかよく分からなくて、黒をはじめとする契約者側の人物と比べると、いまいち人物としての深みに欠けるような気がするというか。張り込み中の車内でアンパンをほうばるあたりは、面白かったですが。
全裸でテレポートする契約者は、昔からよくある服ごと移動するのはおかしいというツッコミの裏に隠された視聴者の心情に配慮された設定。黒ととがり耳の契約者、アンバーを追うノベンバー、そして更に幼い姿となって再登場したアンバーと、登場人物たちの動向も気になるところ。