さよなら絶望先生 第9話「富士に月見草は間違っている」

前半の間違い探しに後半の証明にと先生の屁理屈が展開されるエピソード。
先生の挙げる間違いが、生まれたことから担任になったことまでと基本的に自分の責任ではないあたりがらしいところだなぁと。発覚した時点で正解という超論理を可符香が展開するところから話がズレていってあらゆる間違いを肯定していくのが皮肉が効いていて、最後に逃亡犯を自首させるあたりが、もう一捻りあって面白かったですよ。
後半で先生の甥っ子が登場。新キャラなのに話の発端とオチにしか絡まずに、証明するのしないのという屁理屈を先生が並べるいつもの展開になるという。逆に証明を迫られた先生が、生徒たちから本人とは全然違うイメージを押し付けられるあたりは、本人がどう思っているかだけでなく、他人がからどう思われているかも重要なんだなぁ、ということで意外に深いような気も。
いろいろと不安を煽る話でしたが、保健の先生が小森に頭をなでてもらってるところが癒し系な場面。割れたカップを拾おうとして保健の先生が立ち上がるカットで下着のラインが出るあたりがマニアックでよろしかったですよ。