BACCANO! 第6話「レイルトレーサーは車内を暗躍し虐殺をくりかえす」

2週間休んでの久しぶりの放送で、話についていけるのかなぁとか思っていたんだけれども、意外に覚えているというか、OPに挿入される前回のあらすじがよく出来ているというか。こうして見ると場面転換や登場人物が多い分、それぞれの筋や登場人物の動機はシンプルで分かりやすくなっているんだなと。
断片を積み重ねて話が進むつくりはあいかわらずなんだけれども、新聞社で行方不明のダラスが不死者である可能性が語られた後に、セラードによって彼が何かを注射される場面が入ったりして、話の方にも繋がりが見えてきた模様。
作画は全体的に高いレベル。微妙な表情の変化でジャグジーの怯えながらも逃げずに前に進もうとする感情の揺れを描いてみせるところや、アイザックとミリアが兜と仮面をかぶりながら会話するところの踊ってるような酔っ払ってるようなよくわからない変な動きが印象的。顔を隠し距離をとりながら会話をする姿は、いつも行動をともにしながらも、中身のない会話を繰り返す二人が、お互いの心の内を探りあっているようでしたよ。自動車ではねた張本人であるエニスに助けられるのが滑稽。