ハヤテのごとく! 第26話「お届けまで29分でしたので、規定通りの料金でお支払いお願いします……は、遠い前世紀の話」

記憶喪失ネタは使い古されている、とナギに前振りをさせた上で、あえて記憶喪失ネタをやるというな捻くれた話となっているわけですが、確かに主役が記憶喪失のフリすることで騒ぎが大きくなるというのは見たことのないパターン。
ピザ屋の店員に乗せられて、お嬢様を演じる西沢さんと、それに応じて執事として対応するハヤテのやっちゃった感が何ともいえないものがあって、ハヤテの記憶を取り戻すことが、何故かナギとクラウスの勝負になるという展開もバカバカしく。自分で蒔いた種とはいえ、それに振り回されるハヤテも災難だなぁと思いながらも笑ってしまいましよ。西沢さんがナギを守ろうとするのはちょっといい話だったけれども、結局彼女の質問をはぐらかすハヤテの優柔不断さにはスッキリしないものが。まあハヤテと西沢さんの関係はまだ引っぱるんだろうし、ここで答えを出すわけにはいかないんだと思いますが。
ギルバートが乗るメカのボールと目玉オヤジを組み合わせたような微妙なデザインが秀逸。ドクロ型の爆炎が上がったり自転車で逃げたりとコスチュームに合わせたお約束を見せてくれたのも楽しかったです。