ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- 第2話「逢瀬−動き出す世界−」

宇宙からの侵略者に地球が狙われていることが明らかになって物語の風通しがよくなった印象。組織に入るように言われた主人公が、事故の真相を隠していたことに反発してそれを拒否するあたりの心理も納得できるところで、再会した友人に対しても、自動車の中の会話で不信感を抱いている事が分かるようになっておりました。主人公とトアが草原で寝転がる場面はなかなかいい雰囲気で戦いの最中にトアがキスをするのには驚きつつ、いろんなものから逃避を続ける主人公と二人だけの世界を築くのが不健康な感じで、そこら辺の扱いが物語のテーマのひとつになるんでしょうか。
超人バトルは派手なアクションになっていてなかなかの見ごたえ。敵方のペアが突然暴走をはじめるのは意表を突く展開でしたが、ペアの関係が不安定なものであることや、ドラゴンに変身(というかこっちが本来の姿かな)できること、そしてトア自身もドラゴンに変身する能力があることと、重要な設定を明らかにするものでした。
展開が速いだけでなく必要な情報もきちんと盛り込まれているのいは感心。女性キャラのムチムチした感じは今回も健在で、主人公が腰に巻いていたシーツが落ちるみたいなギャグも入っていて、なかなか楽しめるものになっていましたよ。主人公が過去を振り切って、早く大きな男になれるといいなと。