ef - a tale of memories. 第3話「paradox」

今回は映像的にちょっと大人しくなった印象。みやこと紘が街を歩く場面で二人の姿をシルエットにしてそこに街の風景を入れるみたいなことをやっていて、他のアニメに比べれば手が込んでいるんだけれども、これまでの話に比べると。
話的には、千尋の障害を知った麻生がそれを理解しようとして思い悩む様子や、紘とみやこと景の三角関係、映研の中で浮いている京介といった3人の主人公が置かれた状況がはっきりとして、話の方向性が定まってきた模様。3つの話は、一見バラバラに動いているように見えるけれど、それぞれに男と女の心の距離みたいなのを描くことで、統一感を出していたように思いましたよ。
前回も紘の前に現れていたけれど、震災の跡地で京介に意味深な言葉を投げかけていた女性が、3つの話を繋ぐ役割を担っているんでしょうか。