ef - a tale of memories. 第5話「outline」

景とみやこの直接対決。紘を自分の近くに置いておこうとする景に対し、大人の態度で彼を見守るみやこといったところで、男としてどっちがありがたいかと言えばやっぱり後者だよなぁと思ってみたり。千尋の記憶障害に対する罪悪感から、「素直になるところを間違えている」という態度を紘にとってしまう景の内面が描かれ、元映研の彼が直接コンタクトを取ることにより事態がより複雑化する様相。
千尋と蓮治については、共に小説を書くことを決めたり母親と昼食をともにしたりと和やかな雰囲気となっていましたが、千尋による鎖に繋がれた羊の話や小説のアイデアが記憶障害を抱えた彼女自身と重ねられ、蓮治と共に小説を書くことが必ずしも彼女のためにならないことを予感させるものに。鎖に繋がれステンドグラスの上に横たわる千尋の姿は、その痛々しさとは裏腹に美しい映像となっておりました。