機動戦士ガンダム00 第6話 「セブンソード」

戦争の根絶を目指すソレスタルビーイングに対して、それによって存在する傭兵国家ということで、相容れる余地のない組織が登場するわけですが、両者の対立を通して戦争という行為についての考察が深まることに期待。傭兵国家の一人としてAEU側を代表する人物として現れた軍人が、刹那との因縁がいろいろとありそうなのも気になるところで、対立する組織に旧知の人間がいるという葛藤を通して刹那の内面を掘り下げていくことになるんでしょうか。
バックアップの女性陣の日常もようやく見せてくれて、対象的なオペレーターの二人のやりとりがなかなか楽しく。ユニオンの技術者との会話でスメラギの過去をほのめかしつつ、二人の親密な雰囲気から手を重ねたところで場面を切り替えるというのがなかなか意味深でしたよ。エクシアが新装備で敵を切り倒す場面の流れるような殺陣をはじめとして、MS戦は今回もすばらしい出来栄え。
主人公側の理念と対立する組織が現れ、登場人物たちの繋がりも見えてきて、状況の説明が中心だった物語も動き始めた模様。それにしてもコーラサワーの出オチぶりが素敵すぎでした。