機動戦士ガンダム00 第9話「大国の威信」

ガンダムを鹵獲しようとするセルゲイの作戦が、よく練られていてなかなか面白かったですよ。通信が遮断された場所から位置を特定するという物量作戦から、スメラギの手の内を読んだ陽動に対する陽動、そしてソレスタルビーイング側が攻撃を6分間持ちこたえてガンダムたちが駆けつけ、何とかなると思わせたところで明らかになる本当の目的と、見る側の裏も掻いてくる展開に見入ってしまいました。いいところで次回に続いたんだけれども、せっかくここまで盛り上げてくれたわけで、ガンダムの圧倒的な性能で切り抜けるみたいな安っぽい展開にならないように期待したいところ。
ロックオンとフェルト、クリスティナと操縦士と艦内でいろいろとフラグが立っているようないないような。日本のカップルの帰るの帰らないのという話は、ソレスタルビーイングの活動が平凡な日常にも影響を与えているといったところでしょうか。