機動戦士ガンダム00 第22話「トランザム」

エクシアが突然パワーアップするのにはビックリ。危機を迎えたところでパワーアップするのは、ロボットアニメのお約束でもあるし、突然やるからこそ盛り上がるんだと思いますが、その結果が影分身というのがなんだか古臭い演出で脱力してしまいましたよ。刹那やサーシェスとは直接関係のない、アレハンドロたちによるヴェーダの掌握という出来事がきっかけとなるのも苦しい感じで、これでサーシェスの行動やこのタイミングでのパワーアップまで計画通りだったりすればすごいのかもしれないけれど、シュヘンベルクの言葉からはそういった計画性は感じられなくてどうなんだろうなと。前回でガンダムをバックアップするシステムがヴェーダからスメラギの用意したものに代わっているはずなのに、ヴェーダに起きた出来事によって影響を受けるというのもよくわからず。まあ、細かいこと気にしても仕方ないのかもしれないけれども。
実際にアレハンドロがそういう意味のセリフを言っていましたが、用済みとばかりに退場するトリニティの兄二人に合掌。サジの暗黒化が進行しているようで彼の今後の活躍に期待。