俗・さよなら絶望先生 第12話「着陸の栄え/或る女 役/波に乗ってくるポロロッカ」

ハードランディングをお題に話が進むAパート。段階的に夏休みに入るネタに対して段階的に夏休みが明けるという返しで普通にオチているのに、作中の人物に作者についてのアンケートを取らせたりして、その後を続ける念の入れようがさすがといったところ。水着について熱く語ることで珍しく存在感を見せる臼井の主張には思わず同意をしたくなってみたりしましたよ。
Bパートは、糸色先生をありがちな場面の脇役に配するという話。いつもは話の中心にいる彼にその他大勢の一人をやらせることで、ありがちなパターンの脇役を皮肉るものとなっておりました。
Cパートは逆流をお題に進む話で、パチンコから原作に入るネタには笑ってもいられるわけですが、エヴァがどうのこうのという話になってくると耳が痛かったりして、見る側をつついてくるネタの広げ方が見事なもんだなと。Aパートで脚光を浴びた臼井を今度は全否定するのがちょっと酷かったりするんだけれども、いきなり個人的な性的嗜好を語られても確かに面白くないわけで。