Darker than BLACK -黒の契約者- 第26話「桜の花の満開の下」

DVDの最終巻に収録されたオマケのエピソード。未咲の部下の女の子やキコの腐女子ネタに絡めて、一部の人物たちの一方通行な恋愛模様が描かれるといったところで、ハッキリとは語られていないけれども作中のセリフからすると、時間的には銀が逃げてヘイのチームに連帯感が生まれたはじめたころのらしく。
キコに染められそうになってる銀や、部下の子の鎖骨に対する異常なこだわりが、どうしようもないなぁと思いながらも楽しかったり。敵対する契約者やマオを追い掛け回す猫が、笑いを取りつつも話を進める上で重要な役割を持っていたのも面白い扱いとなっていましたよ。クライマックスで登場人物たちの重要な秘密が次々とバレて行くあたりには、番外編でこんなことやっちゃって大丈夫なのかと思いましたが、オチで納得と脱力。
本編の仄暗い雰囲気が好きでDVDを揃えていたわけですが、番外編らしく軽いノリを見せる今回みたいなエピソードも登場人物たちの違った側面を描くものとなっていて楽しかったですよ。発売日に合わせて桜や花粉症といったネタを盛り込んでくるのも小技が効いておりました。