RD 潜脳調査室 第1話「ウラシマドライブ」

とにかくポッチャリとした体型の女の子たちが印象に強く。ボリュームのある胴体や付け根から先端に向かって細くなっていく手足といった土偶のような体型に、キャラクターデザインを担当した人のフェティシズムが溢れんばかりに感じられるわけですが、エロゲ原作に多い人形のようなデザインとは対極にあるものとして、これはこれで新鮮さがありましたよ。
設定的には、人間の脳と電脳を繋いだら地球という星の意識みたいなのが見えたみたいな感じでエコロジーサイバーパンクといった趣き。登場人物たちの会話の中でそれとなく触れられるだけなので、見る側としては分かりにくい部分も多いんだけれども、女の子が座り込んだ時にパンツをわざわざアップで見せたり、話の展開上はあまり意味のなさそうなアンドロイドとの格闘をキレのある作画でやってくれたりと、見た目の楽しさを考えている作りになっているのは好感触。老人が主人公というあたりも試みとしては面白いと思うのでこの先も期待。