ブラスレイター 第1話「絶望の始まり」

レーサーとして再起不能になった主人公が、その原因を作ったと思われる人物の手で超人的な能力を得るというダークヒーローっぽい感じの話。主人公に恩を返そうする男の励ましが、逆に彼を追い詰める結果となるあたりに運命の皮肉を感じさせる展開となっておりました。
アクションシーンで多用されるCGが目を引くところで、主人公が変身した姿や怪人のメタリックな質感、スピード感のあるレースシーンといったあたりはCGの利点を生かしてるように思いましたよ。ただレーサーやバイクが個性に乏しいせいか誰が誰だか分からなくて、冒頭のレースで主人公が怪我を負ったらしいんだけれども、それがいつだったのかよく分かりませんでしたよ。まあコレはCGというよりは演出の問題のような気もしますが。
主人公と彼を励ます男以外の人物が、全然キャラが立ってないのも気になるところですが、まあそこら編はこれから描かれていくでしょうか。