コードギアス 反逆のルルーシュR2 第3話「囚われ の 学園」

復活したゼロの正体を巡ってルルーシュとロロをはじめとするブリタニア側との腹の探り合いといったところ。
厳重な監視を欺き、パニックを起こして監視を巻いた上に偽の情報を与えて自分に有利な状況を作り出すルルーシュの手並みは、いつもながらに華麗なんだけれども、あと一歩というところで逆に追い込まれてしまうあたりも、あいかわらずで、やっぱり憎めないというか応援したくなるというか。友人たちを巻き込んだことに罪悪感を覚えるのは、今更な感じもしなくもないんですが、学園生活が偽りのものであることを強調していたような気も。
ロロのギアスが対象の意識を飛ばすものであることが明らかになるわけですが、任務のためには味方の命を取ることもいとわない人物として描かれる一方で、ルルーシュからもらったストラップを大事そうにしているのが、ロロという人物の今後の鍵になりそうな場面でしたよ。
ルルーシュ自身の危機に加えて、捕らえられたメンバーの公開処刑や中華の人の黒の騎士団の壊滅発言等々、いくつもの危機が同時に発生するということで、気になる引きとなっていましたが、話としてはちょっと地味めだったように思いました。