ブラスレイター 第5話「疎まれし者」

憎悪に駆られたゲルトが、かつての恋人を手にかけるわけですが、チャンプとしてのプライドによって保たれている人間としての意識が、彼を苦しめるという。たしかに哀れではあるんだけれども、5話も使ってまだこんなところかよという気もしなくもなくて、ヘルマンは第1話の時から変わらずゲルトを無条件に信頼してるだけだし、アマンダも融合体を無条件に倒すことに疑問を抱くという前回の位置から動いてないしと全然話が進んでない印象。まあ最近は、いろいろと詰め込んで急展開で引っ張るアニメが多いので、見る側としての自分がそういうのに慣れてしまって、じっくりと話を進めるスタイルについていけなくなっているのかもしれませんが。
ジョセフが前回までは必死に融合体を追いかけていたのに、今回はTVでまったりとゲルトが暴れる様子を眺めているのもよく分からなかったけれども、バトルはスピード感がありましたよ。