コードギアス 反逆のルルーシュR2 第7話「棄てられた 仮面」

妹にダメ出しされて存在意義を見失ったルルーシュの転落と復活。電車の中で人を除けたりチンピラに腕立て伏せをやらせたりと、ギアスのショボい使い方がおかしかったりもするんだけれども、これまでは常に目的を達成するための手段として使っていたことを考えると、今回の場当たり的な行動に迷走する彼の心情が反映されているように思いましたよ。
カレンの叱咤や学園の友人たちの存在によって、ルルーシュが再び戦う目的を見出すという流れになっているわけですが、修学旅行をキャンセルして屋上で花火をやるという友情演出はとって付けたような感じでなんだか違和感が。ルルーシュに迫られたカレンが平手打ちをするところから、追いかけようとしたルルーシュの前にロロが現れて戦いをやめるように進言、カレンがルルーシュの姿を求めて振り返るという流れが、怪しげな三角関係を予感させつつ、目的を見失ったルルーシュへの対応によってそれぞれの登場人物の立場を明確にするものとなっておりました。
最後のバトルについては、はじめから特区に入ることを伝えればブリタニア側を全滅させる必要がなかったような気もしますが、まあルルーシュの復活を印象付けるために派手な見せ場を用意したかったのかなと。