ソウルイーター 第7話「黒血の恐怖〜クロナの中に武器がいる?〜」

課外授業で魂を狩りに行ったら、物語の本筋に関わってそうな敵と遭遇していきなり絶体絶命という急展開にちょっと驚きつつ、このアニメの世界に普通にイタリアとかいう実在する地名が出てくるのも妙な感じだったり。とりあえず話的にもイタリアを舞台にすることに深い意味はなさそうで、単に違和感を出してみたかっただけなのかなぁと思いましたよ。キッドが初登場したときにもピラミッドが出てきたりしてまあ何でもありなんだろうけれど、あっちはミイラとセットになっていてお約束な面もあるわけで。
扉が内側に開くという、敵役の少年による意味のなさそうな呟きがピンチの伏線になっているあたりは、突然笑い出したりする奇怪な行動を見せる彼の不気味さをかえって強調するものとなっていて、ゾンビになった先生の時もそうだけど、セリフでキャラを立てる上手さには感心。
仕方なくつき合っているよ的な態度を取っているソウルがマカをかばうあたり漢を見せてくれたわけですが、ブラックスターやキッドの出番がなかったせいか、全体的におバカさがたりなかったのがちょっと残念でしたよ。