図書館戦争 第7話「恋の情報探索(レファレンス)」

柴崎の恋愛話と、手塚の兄による図書館を改革する活動を並行して描く展開。最終的に柴崎の件も手塚の兄による揺さぶりのひとつであることが明らかになるのは意外性がありました。兄の登場により、図書館の存在やそこで働く笠原たちの存在意義を問うみたいな方向性が示されて、話に緊迫感が出てきたように思いましたよ。
細かいところに突っ込めば、柴崎を引き込むという目的があるのなら、ディナーの席上なんかじゃなくて、もっと深い関係になってから話を持ちかけるべきなんだろうけれども、そうなるとさすがにドロドロしてくるわけで、作る側としてはあくまで健全な作風で行きたいということなんでしょうかね。個人的には、そこら辺が物足りなかったりもするわけですが。