コードギアス 反逆のルルーシュR2 第14話「ギアス 狩り」

シャーリーを撃ったロロに対して冷静にキレるルルーシュに痺れましたよ。結局生き残ったけれども、以前の宣言どおり、ロロの機体に爆弾を仕掛けてボロ雑巾のように捨てるつもり満々なあたりも素敵過ぎ。
彼女の死を受けてギアス嚮団を潰すという行動に出るのは、ちょっと飛躍している気もしなくもないけれど、確かに原因のひとつであるわけだし、理不尽な死に対する怒りをそこにぶつけたということでしょうかね。
騎士団が一方的な攻撃で嚮団の人々を虐殺していく様子は重苦しく、目的を成すために正義が歪んでいく過程を見せようとしていた印象。スザクがゼロの正体を暴くためにカレンに対して薬を使おうとするのも気になるところですが、彼がそのまま堕ちるのか、それとも踏みとどまるのかは保留といったところ。
終盤でルルーシュがイキナリ転送されて皇帝と対峙するあたりは、意表をつく展開となっていて、続きが気になる引きの上手さはあいかわらず。ディートハルトと通信する場面で、藤堂と千葉が枕が二つあるベッドに座っているあたりは意味深で、こういった細かい描写を忘れないあたりもさすがでしたよ。