ブラスレイター 第21話「蒼白の騎手」

あいかわらずザーギンが何をやろうとしているのかよく分からず。
管区長を無残な方法で手にかける一方で、サーシャやシドウを見逃すあたり、復讐を果たしつつ、独自の価値観で人類に審判を下そうとしてるのかなぁという気もするところですが、そこら辺がハッキリしないせいでどうにも話が盛り上がらないなと。
管区長が一人でサーバールームに行って見事にザーギンと鉢合わせするくらいなら、バックアップ残してサーバーを破壊すればいいのにとか、アマンダたちは3万の軍勢に囲まれた基地からどうやって逃げたのかとか、物語が迷走しているせいで、細かいことが気になってしまいましたよ。
話の方向性がハッキリとしていれば、人物の行動が少しくらいつじつまが合わなかったり、マヌケだったりしていても、話を動かすために必要なんだろうなぁということで納得もできるんだけれども、それがないせいで人物たちの行動の意味が分からなくて些細なことばかり引っかかるというか。
今回ジョセフは気絶したままであいかわらず役に立たず。今思い出したんですが、シリーズの序盤でジョセフにくっついていたちっこい悪魔っ娘はどこへ行ったんでしょうかね。
メイフォンが管区長からケーブルを引き抜くあたりは力の入った作画でしたよ。