ひだまりスケッチ×365 第11話「パンツの怪」

前半は珍しくゆのが一人で食事をする話。普通な私は、ハトに襲われたりUFOにさらわれたりしないだろうとか思いつつも、特別な場所である屋上だからこその出来事といったところで、普通っぽいのにどこかズレている彼女の魅力が感じられるエピソードとなっていましたよ。
後半も珍しく宮子の部屋で行われる恒例の4人の会話ということで、ヒロの気絶事件が話題の中心に。回想で現場検証をやりつつ沙英が事件を解明したかと思いきや、ヒロ本人の口から語られる真相は脱力感がありましたよ。
宮子による、すべてを知っていると思ったら云々のセリフで繰り返される沙英とヒロの関係についてのネタが面白く。セリフとともにポーズを決めるところやダイエットマシン関係でヒロを追い詰めていく場面のジェスチャーに細かい動きがついていて、特に宮子的に見所の多い話となっておりました。
冒頭のひだまり荘の上空の俯瞰から部屋の中まで降りてくるのはインパクトが大きく、同時に空から舞い降りるハトやUFO、そして頭をぶつける低い天井と、頭の上に関係したネタが多い今回の話の前フリといったところ。
勝手に衣装を着ちゃダメだろうと思っていたら、見事に頭突きを再現してオチをつける吉野家先生は期待を裏切らない人だなと。