ソウルイーター 第24話「神々の闘い 〜デスシティー崩壊の危機に?〜」

死神VS鬼神の戦い。これまで近接の格闘が中心だったのに、いきなりビームを撃つような空中戦になるのには驚きましたが、一度世界を滅ぼしかけた者とそれを破り封印した者の戦いということで、別次元の存在によるスケールの大きさを感じさせるものとなっておりました。
復活した鬼神の異様な動きや自分の皮膚を引き延ばして服にするという行動は不気味で、対する死神様が本気モードになることで、狂気に捕らわれた人物であると同時にその力の強さを印象づけるものに。鬼神役のベテランの古川登志夫を持ってくるのは意外なところではありますが、線が細く暗い感じの演技が極度の臆病者という設定の鬼神にハマっていましたよ。
シリーズの後半が鬼神を追うという展開になるからなんだろうけれども、両者とも大きなダメージを受けずに戦いが終わってしまったのは消化不良の感が。ついでにネコとネズミのキャットファイトも、もっと時間をかけて見せてくれよとか思いました。
ここのところ見せ場がなかったソウルが、落下するマカを身を挺して守るところは地味にかっこいい場面で、さすがに名前が作品のタイトルになっているだけのことはあるんだなと。