ブラスレイター 第22話「届かぬ想い」

ヘルマン二度目の死亡。ベアトリスに対して全部オマエのせいと突然キレるのもよく分かりませんでしたが、冒頭でアマンダがアンチナノマシンのデータを受け取り、ベアトリスもそれがザーギンにとって危険な存在であることを察知していたのに、いざとなるとまったく関係なく戦いがはじまるので、双方にとって無駄死に感が強かったですよ。
マレクに対するヘルマンの呼びかけは、なかなかいい話だったような気もするけれど、声をかけただけで復活するんだったら、ここまでずっと寝ていたのは何だったんだろうという気も。ジョセフはまたしても寝たままで今回は出番すらなし。話に絡まないときはとりあえず寝かせとけという作品の方向性がよく表れていたように思いました。
虐げられたが故に戦うことになった人物が多く登場するのだけれども、人物設定が重苦しいばかりで、それが戦いを盛り上げるために全然生かされていないなぁという印象。