ソウルイーター 第26話「嬉し恥ずかし体験入学!〜死武専新生活応援フェア開催中?〜」

クロナが死武専に編入つつ、マカたちが鬼神の影響で起こる事件を調査する新展開ということで、今回はゴーレムの暴走事件を調べることに。
あいかわらずネガティブハート全開のクロナだったりするわけですが、彼の書いた詩によって登場人物たちが次々と鬱モードにたたき落とされるあたりの繰り返しギャグが秀逸。ネガティブさがネタとして生かされるあたり、そういうキャラとして受け入れられて行くことになりそうですよ。
ゴーレムの件は、精神のない存在が狂気の影響を受けるのはおかしいという前振りから、単なる暴走ではなく、その裏に800年間記憶を受け継いできた人物が関わっていることが明らかになるということで、大きな話になりそうな予感。
メデューサの幻覚が見え始めたりしてシュタインの精神状態は更に危険な方向へと向かうわけですが、それでもまだ正気を保っていることが、ゴーレムの件の不自然さを浮き上がらせるというのが皮肉でした。
作画的には、バトルはもちろんのこと、クロナがマカたちと校内を歩く様子まで丁寧に動かしていて見た目にも楽しく。教室でダベる場面での黒板を使ったネタがぱにぽにだっしゅ!をはじめとするシャフト作品を思い起こさせるところですが、書かれている文字が話の内容と関係したものになっているあたりは、おとなしめな印象を受けました。