鉄のラインバレル 第2話「失踪する正義」

主人公がパシリからDQNに進化。敵対する組織の面々の顔出しをつつ、そのトップのセリフから創造的な何かをするために戦いを仕掛けているらしいことが仄めかされるといったところ。
自分の活躍が報道されなくて怒るとか、自分だけが正義で他は全部敵とか言いながら街を破壊しまくるとか、バカ丸出しの主人公には頭を抱えたくなりましたが、一度死んだことを肯定的に捕らえて生まれ変わったことを宣言する墓標を立てたりする前向きさは、まあ憎めなかったりしましたよ。報道に対する不満や、三人組に復讐するよりも前にまず驚異的なスピードでパシリをして見せるあたりは、単に自分の力を見せびらかしたいといったところでしょうか。根が単純に出来てるようなので、きっかけがあれば案外簡単に更正しそうな気がしますよ。
ロボットバトルは激しく動く上に、主人公機も含めてすべて同系色なので、どれに誰が乗ってるのかよく分からなくなることがあったり。主人公が全部敵と言いたくなる気持ちが分からなくもないような気がしました。