とある魔術の禁書目録 第2話「魔女狩りの王」

主人公がインデックスを守るためにガラの悪そうな魔術師と戦うの巻。
右手の打ち消し能力を上回る敵に圧倒されつつ、その機会がありながらも逃げずに、最後は意外な手段で勝利するというのは、盛り上がるところだったんですが、冷静に考えてみるとスプリンクラーが設置されているなら炎の魔法に対して反応しても良さそうな気が。まあ魔法で作られた炎には反応しないとか、結界が張ってあったからとか、理由はどうとでもつけられそうだけれども、そこら辺を放置したままなので、話の筋よりもそっちの方が気になってしまいましたよ。
主人公があの状況で正義を語りはじめるのには面食らいましたが、非道な行いに対する怒りをストレートにぶつけるあたりは、ティーンエイジ向けの作品らしいところかなと。
インデックスを守りたいと望む主人公に対し、右手の力がむしろ邪魔にしかならないという事実が突きつけられることで、彼が能力と向き合うことになるみたいな展開になりそうですよ。
話の都合上仕方がないけれどもインデックスが終始ぐったりとしていて、前回の可愛らしさに当てられた人間としては見所の少ない展開だったのが残念。魔術師の使う炎は迫力のあるもので、灼眼のシャナを作ったのと同じ制作会社ならではの表現といったところ。