機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第4話「戦う理由」

刹那たちの戦う理由が明らかになるサブタイトル通りの話なわけですが、刹那とマリナ、アレルヤとスメラギにと、それを男女の会話の中で語らせることで、独の情感のある場面になっていた印象。ミレイナの質問を即否定することからして、恋愛感情はないものとして描かれているんだろうけれども、それとはまた違った信頼関係みたいなのが感じられるものとなっておりました。
とはいえアロウズ側の司令官が指摘したように、彼らが私情で動いているのも事実なので、そこら辺が今後の展開の鍵となりそうな予感がするところ。
待ち伏せに加えて海中と海上の連携攻撃で追い込んでおきながら、結局自分たちの攻撃で反撃のキッカケを与えるあたり、今回のアロウズ側の攻撃はちょっとお粗末。まあグラハム改めMr.ブシドーが登場を引き立てるための前座といったところでしょうか。前期の終盤あたりから兆候はありましたが、今期では更に妙なこだわりを持った人物となっていて、名前とかヘルメットとかカスタマイズされたMSとかツッコミどころの満載なのに、彼ならアリだと思えてしまうのは、これまでの積み重ねでそういうキャラとして確立されているおかげなんだろうなと。
二代目のロックオンがフェルトにキスをする場面は、軽い言動の裏に隠された彼の複雑な内面が垣間見えるものに。ピチピチ制服なスメラギさんは、メカニックのオッサンでなくてもセクハラ発言したくなるようなサービスでしたよ。