とある魔術の禁書目録 第5話「十二時(リミット)」

残り10分からの大逆転といったところですが、その種明かしは意外すぎて脱力してしまいましたよ。
魔術師側の説明の通りなら脳の容量が6,7年でいっぱいになるという計算は、たしかにその通りなんだけれども、見る側としては魔術が関係してるんだから、そこら辺に1年しか持たない理由があるんだろうと思ってしまうわけで。そこら辺の思い込みの虚をついて、科学的な観点からそれをひっくり返すわけですが、世界に二つのルールを用意しておいて、主人公の都合のいいときに都合のいい方を持ち出すのは、いくらなんでもご都合主義なんじゃないのかなぁと思いました。あとこんな簡単な数字の矛盾に気づくことすらなかった魔術師二人が、ただオマヌケさんに見えるのもどうかと。
話の大部分を、電話をかける場面を中心に進めるのも映像的に辛いものがありましたよ。