ワンナウツ 第5話「追加4条件」

前半の試合は例によって精神論で決着したわけですが、飼い犬となっていた吉田の復活を促しつつ、その飼い主であるオーナーを出し抜くということでということでよい結末だったんじゃないでしょうか。東亜が危険球で降板するあたりは、吉田の見せ場を作ると同時に、体力面での不安という東亜の弱点をさらけ出すものとなっておりました。
オーナーが都合の良い契約を迫った上に、中一日で登板することを強制するのは分かりやすい悪役ぶり。不利な条件を与えられた中で、東亜が球界最強の打線にどう立ち向かうのかといったところですが、相手チームを冷静に観察しているあたりは、神経の図太さだけではない、彼の勝負師としての強さの秘密が垣間見れるものとなっていましたよ。