ONE OUTS

ワンナウツ 第25話「勝利の先に・・・」

最終回なのに、紙ヤスリを持っているとかいないとかの心理戦に大半を費やすあたりがこの作品らしいところといいますか。 オーナーと結託したブルーマーズ側の策略により、東亜がボールに傷を付ける反則を疑われるという展開。ここまで見てきた視聴者としては…

ワンナウツ 第24話「陰謀」

前半は引き続きインチキナックルの攻略。ボールを隠し持つという相手の不正を逆に利用することで、悠々とホームを踏むということで、東亜の策士ぶりが光っていましたよ。 後半で、ここまで引っ張ってきたワンナウト契約の穴がついに明らかに。要するに東亜を…

ワンナウツ 第23話「攻略」

インチキナックル攻略の巻。 狙い澄ましたようなホームランや、かなり無理目な振り逃げや盗塁を成功させるわけですが、どちらの場合も細工をされたボールか否かを見破ることで成り立っているということで、それを可能にする伏線として、キャッチャーから返球…

ワンナウツ 第22話「盗聴」

盗聴器の特定から盗聴を逆手に取った攪乱へという流れ。 ごく少数で発見される可能性が低く、かつ常に監督の声を拾える、というシビアの条件を満たす盗聴器のありかは意外でしたが、厳しい条件が逆にその発見を可能にしたといったところ。打つ手がなくなって…

ワンナウツ 第21話「漏洩」

対ブルーマーズ第三戦。サインが盗まれる件に対し、背番号やストライクカウントを利用したサインを変更する方法で応じるものの、ブルーマーズ側の盗聴によってそれも筒抜けになっているという。 ここまで来ると試合の勝ち負けの問題ではなく、盗聴器という証…

ワンナウツ 第20話「翻弄」

対ブールーマーズ第二戦が決着するわけですが、相手にサインを読まれていることを逆手にとった東亜の作戦が、面白いようにハマって勝利するのは気持ちの良い展開でしたよ。 サインの件を知っている出口とそうでない他のチームメイトでサインのパターンを変え…

ワンナウツ 第19話「ヤミ信号」

ヤミ信号の種明かし編。音で信号を送っていたというのは、ビックリするほど意外というわけでもないんだけれども、騒がしい球場で怪しまれることなく選手全員に伝わるように理屈が付けられているあたりは、毎回細かいところまで考えているなぁと感心しました…

ワンナウツ 第18話「盗まれたサイン」

サブタイトルどおり、ブルーマーズがサインを盗んでいる件について。 送りバントの連続阻止は露骨すぎて、さすがにやってることがバレバレなような気がしなくもないんですが、まあ今回の話がサインが盗まれていることを中心に進むと言うことで、視聴者にそれ…

ワンナウツ 第17話「インチキナックル」

対ブルーマーズ初戦の敗戦とナックルボールの種明かし。 ビデオから得たヒントだけで、トリックを見破ってしまう東亜の観察力はさすがといったところで、キャッチャーからピッチャーへと返球する時についても、ちゃんとフォローが入っているのには感心。 種…

ワンナウツ 第16話「トリックスタジアム」

次の試合に入る前に、まずはジョンソンのホームスチールを阻止した件の種明かし。 相手が疲れていたから、というのは普通すぎて逆にビックリでしたが、世界王者の走る技術をウンチクとして持ってきたり、しっかりとデータを取っていたことが明かされたり、疲…

ワンナウツ 第15話「1人内野」

対バガブーズ第三戦の延長戦。 前半はリカオンズの監督に焦点を当てた話になっているわけですが、結局のところオーナーの犬から東亜の傀儡になるだけという。力による強制ではなく、本人の意志で勝利を目指すように仕向けるあたり、対戦相手の心理を読む勝負…

ワンナウツ 第14話「9人内野」

ホームスチール阻止のためのデッドボールが危険球になりそうな気もするけれども、それは置いといて。 ジョンソンの足を止めるための条件である2アウトという状況を作り出すために、9人で内野を守るのは、さすがに無謀なわけですが、ワンナウツ時代の無敗と…

ワンナウツ 第13話「封印された足」

対バガブーズ戦の三戦目。 打者をツーナッシングに追い込んだり、2アウト3塁にしたり、前にランナーを置いたりと、東亜がジョンソン封じの手練手管を見せてくれるという展開。バガブーズ側のヤジにもあるように、直接対決を避けるあたりは逃げているとも言え…

ワンナウツ 第12話「必殺投法」

東亜によるジョンソン攻略ということで、前回、東亜の口から存在することだけは示されていた弱点が次々に明らかになり、それを突くことでリカオンズを勝利に導くという。 守備の弱点をつく件は、そんなに上手く狙い撃ちできるんかいなと思ったりもしましたが…

ワンナウツ 第11話「世界最速の男」

ジョンソンの俊足の前についに東亜が失点するわけですが、それすらも彼の策略の内であるという。 城丘監督によるホームスチールの解説が、具体的な数字を交えて懇切丁寧で分かりやすいなぁと思っていたら、情報戦の一環であることが判明。東亜の十億円の失点…

ワンナウツ 第10話「知将vs勝負師」

球界きっての知将が率いるバガブーズとの第一戦。 監督自らニセのサインを出したりしてリカオンズを撹乱してくるわけですが、逆にあえてスキを作ってそこに付け入ろうとしたところ叩く東亜の得意技にハメられるという展開。作戦的にはとりあえず東亜が先攻を…

ワンナウツ 第9話「決着」

対マリナーズ三連戦の決着。 試合に勝利し、なおかつ失点でよる負債もチャラにするということで東亜の完全勝利となっておりました。マリナーズの監督に試合放棄を承諾させるくだりは、試合中にあんなに長い時間、会話をしていて大丈夫かいなと思わなくもない…

ワンナウツ 第8話「反則合戦」

ルールの隅をつついた反則の応酬が面白かったですよ。時間を引き延ばそうとする東亜と、試合を成立させようとするマリナーズ側との駆け引きとなっているわけですが、東亜にとっては単にノーゲームを目的とするだけではなく、相手を追い込んでチームを崩壊さ…

ワンナウツ 第7話「Trick&Trap」

リカオンズ対マリナーズの第二戦と第三戦の途中まで。 第二戦はマリナーズ側による東亜の体力を奪うという作戦なせいか、軽く流した印象。児島にサヨナラの一打を打たせるためにとった策が上手くハマるのは気持ちよかったですよ。 第三戦では東亜がボロボロ…

ワンナウツ 第6話「低回転ストレート」

リカオンズ対マリナーズというか、主に東亜対高見の第一戦。 無意識の仕草から打ち気を読み取る東亜だったら、バットの重さから来るフォームの違いくらい気づくんじゃないかなぁと思っていたら、案の定第三のストレートで決着がつくということで、裏の裏の裏…

ワンナウツ 第5話「追加4条件」

前半の試合は例によって精神論で決着したわけですが、飼い犬となっていた吉田の復活を促しつつ、その飼い主であるオーナーを出し抜くということでということでよい結末だったんじゃないでしょうか。東亜が危険球で降板するあたりは、吉田の見せ場を作ると同…

ワンナウツ 第4話「8人守備」

東亜の公式戦デビューの巻。 あえて人数を減らすことで、チームに緊張感を持たせて守備を固めたり、ハッパをかけただけで猛攻が始まったりするあたりは、偶然の要素が絡む競技なのに、そんなに上手くいくもんかいなという気がしなくもないんですが、まあ危機…

ワンナウツ 第3話「ワンナウト契約」

デッドボールで決着は拍子抜け。東亜にケガを見抜かれた児島が捨て身に走って勝利を拾うといったところでしたが、はじめからケガを見抜かれることを計算の上でコースを読むみたいな心理戦になるかと思っていたので、ちょっとショボイ方向での意外な展開でし…

ワンナウツ 第2話「勝負師」

強打者、児島の敗北と再戦。 山に籠もって一日千本薪を割るという特訓が、ひと時代前の熱血野球漫画のノリで時代錯誤でちょっと笑いましたが、野球を神聖視する古いタイプの選手である児島と心理戦で勝負をする東亜との違いを際だたせているのかなぁという気…

ワンナウツ 第1話「謎の男」

野球を題材にした作品のようですが、投手と打者が一対一で勝負する賭け野球からはじまるあたり、両者の駆け引きを主眼としている様子。同じような路線としては去年アニメ化された「大きく振りかぶって」が思い出されるわけなんだけれども、賭け金を釣り上げ…