とある魔術の禁書目録 第7話「三沢塾」

トウマの記憶喪失の件はとりあえず置いといて、ディープブラッドと呼ばれる存在についての話に。
吸血鬼そのものではなく、まずその天敵が話の中心になる理由付けが変化球になっているわけですが、監禁されてるはずの彼女が普通にファーストフード店にいて、主人公と遭遇したりするのがかなり無理があるような。多分逃げ出したとかそんな感じなんだろうけど説明がないので。
記憶を失っていることを知らない人物たちと上手く話を合わせることでそれを隠しつつ、普通に日常生活を送るトウマの順応性の高さには脱帽。自分がもう一人いるみたいだという独白は興味深いところですが、他の人物はともかく、自分を慕ってくれるインデックスに対して、表面的に言葉を合わせているだけであることに罪悪感とかないのかなぁと。まあ今は実感がなくても一緒にいる時間が長くなることで意識される類の感覚なのかも知れませんが。
アイスやネコを手に入れるために、インデックスが屁理屈をこねる様子は可愛らしいところ。本筋の予備校突入の際にお留守番担当なあたりは、巷で言われている空気化が早くもはじまっているんでしょうか。