鉄のラインバレル 第12話「南海より愛をこめて」

南の島の水着回。JUDAの女性陣だけでなく浩一の幼なじみや加藤機関側のお姉さんまで登場し、ついでに触手サービスまであったりしたわけですが、同時に社長と加藤が直接対峙し、お互いの力を認め合いながらも道を違えたみたいな関係が描かれるという。
浩一と女性陣たちとの関係を整理する話にもなっていて、巨大イカに対してのオレの女云々のセリフに女性陣が一斉に反応するあたりは浩一が独り占めのハーレム状態。道明寺から城崎と理沙子の二者択一を迫られることでこの二人に絞られ、落ちる城崎をものすごい勢いで受け止めることで、とりあえず彼女が正ヒロインであることが示されつつも、理沙子からのキスで三角関係が明確になり、浩一を巡る関係も複雑化の様相を見せておりました。
お姉さんと双子の弟の様子が、まるで事後であるかのように描かれているのがいやらしくて、二人が争ったのをそれっぽく見せているだけかと思っていたら、その後の弟の態度からすると本当にやっていたように見えてしまいましたよ。アイパッチの人が理沙子に惹かれる描写もあったりして、どちらもギャグっぽい扱いとなっていましたが、もしかしてフラグとしてこの先の話でも引っ張ったりするのかなと。
城崎が浩一に裸を晒すのは第1話の再現といったところですが、彼女のリアクションの違いが、二人の関係の変化を反映している模様。加藤に墓に名前を刻むという第2話の浩一と同じ行動をとらせるあたりは、二人の対比が意識されているように思いました。