機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第13話「メメントモリ攻略戦」

衛星兵器破壊作戦の巻。
スメラギが私の戦術云々と言っていた割には、トランザムによる性能差だけで押し切ったような気もするところですが、刹那による陽動にビットを使った船体の防御、そして大火力で敵の防衛を破ってからロックオンによる精密射撃と、それぞれの能力を最大限に生かして連携させたからこその勝利となっておりました。話の大半を戦闘シーンで費やしながらも、迫力のある映像とガンダムやトレミーの力を最大限に発揮させるという飽きさせない作りで、敵の攻撃をギリギリまで耐えることによる緊迫感と、最後に目標を破壊する達成感とで大いに盛り上げてくれましたよ。
衛星兵器の情報を流したり刹那を援護したりするネーナの立ち位置が興味深いところで、イノベイターと通じているリューミンの配下にありながら、ソレスタルビーイングに協力する立場を取ることで、ジョーカーとして大きな役割をになっている模様。
ダブルオーライザーで活躍を見せた刹那は戦闘担当のイノベイターの3人に手傷を追わせたことで、この先彼らに付け狙われて大変な目に遭いそう。リント少佐ははイヤミなキャラクターらしく無様な死に様をさらしてくれましたよ。