宇宙をかける少女 第3話「黄金のソウルシャウツ」

女の子に握らせて発射して気持ちよくなる話、と書くとけっこう卑猥だけれども、かといって特に間違っているわけでもなく。
ようやくお目見えした主砲は、圧倒的な破壊力で映像的にもかなりの迫力でしたが、発射したらしたで秋葉は置いてけぼりのまま、レオパルド一人が気持ちよくなるということで行為としては不完全燃焼の感が。メタファーが露骨なだけに、やっぱり男だけ気持ちよくなってもダメだろうと思ったりもするわけですが、この先の秋葉とレオパルドの関係が変化することによって、ここら辺の描写にもそれが反映されてくるのかなと。
後半はイツキが学校に潜入捜査に来て一騒動。いきなり交換日記を申し込んだりして怪しすぎる行動に笑いつつ、サラシ姿で格闘をしてくれたりしてなかなかのサービスぶり
作画的には今回も安定していて、特に秋葉のパイロットスーツ姿が随所にフェチ心の感じられる描写となっていて大変よろしかったですよ。またジャガイモ呼ばわりされたイモちゃんとキレっぷりと顔芸もいい仕事でした。
場面転換において人物の移動や事件の顛末を大胆に省略するのが、時々分かりにくかったりもするけれども、スピード感を重視するならこれもアリだろなと。ただ窃盗に荷担し警察組織に追われて、あげくにあれだけ強力な兵器を使用したにも関わらず、当の秋葉が、それについてどう思っているのかが全く描かれないのは、見ている側としては何を考えているのかよく分からず。まあウジウジと悩んで閉じこもられても面白くないんですが、彼女のキャラクターが未だに掴めないのも困りもの。