機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第22話「未来のために」

刹那対ブシドーのとりあえずの決着と、CBをはじめとする反政府勢力対アロウズの総力戦と。
あそこでトドメを刺さないのは、まあ刹那の決意みたいなのが現れているんだとは思いますが、その後の戦いでアロウズの名無しさんたちを葬りまくっているので、行動に一貫性がなくて、どうにも説得力がないというか結局何がやりたいのか全く見えてこないというか。たしかにここまで来て刹那に戦うことについてウダウダ悩まれても困るし、ここで退場させるにはブシドーさんは惜しい人材ではあるわけですが。白刃取りはハッタリの効いたアクションとなっていてニヤリとさせてくれましたよ。
総力戦の方はピンチの時に援軍が現れたりしてお約束の展開。マネキン大佐が反アロウズ勢力として再登場するものの、そこに至るまでの過程まったく描写されていないのでちょっと物足りなく。数多くの兵器が登場して画面の密度が高さはかなりのものがありましたが、メカそのものはあまり動かないので映像としては平板な印象でした。
ここに来て刹那とフェルトにフラグが立つのは、正直とって付けたような気がしなくもないんですが、さすがに刹那の戦う理由が「ガンダム」のだけではアレなので、人間との関わりを持たせたといったところでしょうか。
リボンズがリジェネに頭を撃たれ倒れたところで次回へと気になる引き。まあ撃たれることを予測してないとも思えないし、これまでのパターンからいってやっぱり死んでないよ展開になりそう。