咲-Saki- 第6話「開幕」

県予選のはじまり。
風越と龍門渕が登場するところで、ベタベタな説明セリフを使って両校が特別な存在であることを解説するのが分かりやすく。彼女たちから、咲や和が注目されることで、二人もまた特別な存在であることを匂わせつつ、この先に繰り広げられるであろう闘牌に向けて因縁を作っていましたよ。咲のオーラが出たり出なかったりするのは今のところ謎で、オンラインでは伝説的な存在らしい和といった設定を、どのように生かしてくれるのかに期待したいところ。
予選の一回戦は、とりあえず清澄の面々の強さを見せつける展開。
東場での速攻を得意とする優希に、染め手を得意とするまこ、とそれぞれの雀風が出ていましたが、部長については対局シーンが省かれていたのでよくわからずと。半荘で6回も和了がるあたり(半荘における平均局数は10〜12局くらいらしいので一人で半分も)強いのは間違いなさそうですが。和の対局がはじまるところで次回へという引きも盛り上げてくれますよ。
予選に突入したことで、他校との因縁や対局によって明らかになるであろう伏線がちりばめられていて、いよいよ闘いがはじまるみたいな高揚感のある話となっていた印象。代わりに百合色な日常描写が少なくなっていましたが、それでも他校に絡まれたところで和が咲をかばう場面もあったりして、そっち方面についても忘れてないのは堅実な仕事ぶり。
タコスが元気いっぱいに動きまくる様子が楽しく、またスカートの中のペチコートと尻たぶをローアングルから覗くカットが、はいてない感を強調していてよろしかったですよ。