とある科学の超電磁砲 第1話「電撃使い」

とある魔術の禁書目録」における主要人物の一人、御坂美琴を主役にした番外編。禁書と言えば上条さん上条さんと言えば説教ということで、彼の強烈な存在感と熱いセリフによって成り立つ作品だったりして、この番外編を見る前は彼抜きで話が成り立つんだろうかと思っていたわけですが、実際にはじまってみたら、女の子たちがキャッキャウフフしながら活躍するお話として楽しむことができましたよ。
作画は良好で、単に整っているだけではなく表情や仕草まで生き生きと描かれていた印象。特に初春と佐天が美琴と初対面する場面は、美琴の飾らない人柄を表情と仕草によって裏付ける演出となっていて説得力がありました。
キャラクターとしては初春の頭に花輪が乗せた姿がインパクト大。彼女の持つ超能力と関係しているようですが、ポケモンに似たような状態のがいたなぁなどとどうでもいいことを思ってみたり。初回から胸を揉んだりする黒子は良い仕事ぶりで、今後もセクハラ要員としての活躍に期待。無能力者の佐天は、上条さんを思わせる設定となっているわけだけれども、今回は能力なしで事件の解決に関わるといういうことで、このまま無能力者としての道を模索していくのか、それとも上条さんのように隠された能力があるのか気になりますよ。